洋食の歴史について
和食中心であった日本人の食生活は、いつからか様々な国の食事を食べるようになっていますよね。
普段当たり前のように口にする洋食ですが、日本で洋食が広まったのはいつからなのかご存じでしょうか?
そこで今回は、日本の洋食の歴史についてご紹介します。
▼洋食の歴史
日本人の口に合うようにアレンジされた西洋料理のことを「洋食」と呼びます。
そんな洋食文化は江戸時代末期からはじまりましたが、どのようにして日本各地に広まったのでしょうか。
■江戸時代
仏教が広まった影響で、日本では肉類を食べない野菜中心の食生活が一般的でした。
江戸時代末期の1963年に、西洋人に対して料理をふるまっていた料理人が西洋料理店を日本で開きます。
西洋文化に慣れない当時の人々にとっては、西洋の食事マナーは難しかったようです。
そのため当時から、西洋の食事マナーについての本が数多く出版されています。
■明治時代
明治初期から政府の富国強兵制度の一環として、肉類の食事が解禁されました。
明治中期から後期にかけて庶民の間にも洋食が広く受け入れられるようになり、日本人の口に合うようにアレンジされていきます。
■大正時代
大正初期には、3大洋食と呼ばれる「カレー・とんかつ・コロッケ」が大流行しました。
■昭和時代
戦後の栄養指導のためにキッチンカーが全国を回り、洋食文化を伝えました。
洋食の作り方を覚えた主婦が自宅でも洋食を作るようになり、日本全国の家庭でも食べられるようになったのです。
▼まとめ
日本の洋食文化は、江戸時代に西洋料理店が開かれたことが始まり、明治以降から大正時代にかけて庶民の間に洋食が広まりました。
戦後に市民への栄養指導のためキッチンカーが全国を回ったことで、洋食は全国の家庭で食べられるようになったのです。
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