コンフィとはどんな料理?

2022/08/15 コラム コラム

フランス料理店などで目にすることの多い「コンフィ」ですが、どういった料理なのでしょうか。
アヒージョともよく似ているため、詳しく知らない方も少なくありません。
そこで今回は、コンフィとは何か紹介していきます。

▼コンフィとは
フランス料理の一つで、食材を低温の油でじっくり煮た料理のことを言います。
フランス語の「コンフィル」が語源で、日本では「保存する」という意味合いです。
もともとはジェール県や、ペリゴール地方のようなフランス南西部で使われていた調理法となっています。

冷凍や冷蔵などの保存技術がない時代に、食材の保存性を上げることを目的として考案された料理です。
肉を油で煮て、そのまま冷ますことで油脂が食品を覆い空気や水分を遮断することで保存性が高まります。
保存技術が発達した今でも、美味しさから人気も高く代表的なフランス料理の一つとなっています。

▼アヒージョとの違い
日本でも親しみのあるスペイン料理のアヒージョも、油で煮ている点では同じです。
しかしコンフィは低温の油でじっくり煮ているのに対して、アヒージョは高温の油により短時間で煮ています。
使われる食材もエビ・イカ・マッシュルームなどと幅広く、旨味が出たオリーブオイルにバゲットを浸していただくのが一般的です。
またアヒージョは、スペイン語で「にんにく風」という意味で刻みにんにくが入ったオリーブオイルに食材を煮た料理となっています。

▼まとめ
コンフィとは、フランス料理の一つで食材を低温の油でじっくりと煮た料理のことを言います。
冷凍や冷蔵の保存技術がない時代に作られたもので、今でも多くの方に親しまれている料理です。
当店では、本格的なイタリアンとお酒を楽しむことができます。
赤坂周辺でお店をお探しの方は、お気軽にお越しください。