カルパッチョの起源とは?
イタリア料理の前菜に見かけることの多い「カルパッチョ」ですが、日本では魚介を使うことが多いです。
しかし本場のイタリアでは、薄切り牛肉が使用されることも多いものとなっています。
そこで今回は、カルパッチョの起源について紹介していきます。
▼カルパッチョとは
イタリア料理の一つで、薄く切られた牛肉にチーズやソースをかけた料理のことを言います。
日本では刺身などを用いて調理されることもありますが、日本発祥の調理法です。
生肉をあまり食べない日本人向けに刺身を使ってカルパッチョを作ったことが関係していると言われています。
その後世界的に刺身や寿司が流行り出し、刺身を使ったカルパッチョは海外でも食べられるようになりました。
▼カルパッチョの起源
15世紀のイタリア画家が、生の牛フィレ肉にパルミジャーノチーズやドレッシングをかけた料理を食べたことが始まりという説です。
その画家の名前が「ヴィットーレ=カルパッチョ」だったことから、カルパッチョと名付けられました。
しかし他にも説があり、1950年のヴェネツィアでヴィットーレ=カルパッチョの生誕500年回顧展が開催されました。
その際にレストランのシェフが肉料理が好きな常連さんに出した料理が、現在のカルパッチョだと言われています。
料理名を聞かれた際に咄嗟に「カルパッチョ」と答えたそうです。
起源は、画家のヴィットーレ=カルパッチョに関わるものということですね。
▼マリネとの違い
生の魚介やお肉を使用した料理では「マリネ」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
しかしマリネは料理名ではなく、肉や魚など様々な具材をワイン・酢・油・レモン汁・香辛料などに漬ける調理法のことです。
▼まとめ
カルパッチョの起源は、15世紀のイタリア画家のヴィットーレ=カルパッチョが起源と言われています。
生魚を使用したカルパッチョは、生肉を召しあがらない日本人向けに作られた日本発祥の料理です。
当店では、メニューが豊富なイタリアンを提供しています。
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