カツレツとトンカツの違いとは
日本人に親しみのある「カツレツ」と「トンカツ」ですが、違いがあるのはご存知でしたか。
見た目にあまり違いはありませんが、実は違うものとして提供しているお店も多いです。
そこで今回は、カツレツとトンカツの違いについて紹介していきます。
▼カツレツとトンカツの違い
■カツレツとは
スライスした仔牛やヒツジ、豚などをパン粉につけて焼き炒めにするフランス料理のコートレット発祥の料理です。
「コートレット」は、調理方法や料理名のことではなく肉の切り身を指す語でもあります。
日本では、牛肉・豚肉・鶏肉などの肉類を、小麦粉→卵→パン粉に付けて油で揚げた「カツ」が語源になっているものです。
■トンカツとは
トンカツの「トン」は豚を指しており、カツレツと同様に小麦粉・卵・パン粉で揚げています。
「カツ」は、フランス料理のコートレット発祥のカツ料理のことです。
厚切りの豚ロースを主に使いますが、薄切りの肉を巻いてから揚げる調理方法もあります。
肉の厚さで決めているわけではないので、薄い豚肉であってもトンカツを名乗ることができるものです。
▼ソースの違い
トンカツもカツレツもソースをつけて召し上がる方も多いですが、違いはあるのでしょうか。
トンカツはソースや醤油などをかけて食べる方も多いですが、フランス料理のコートレット発祥がもとになっているため洋風なソースにもよく合います。
ソースに決まりはありませんが、フランス料理やイタリア料理だとデミグラスソースやトマトソースなどが多いです。
▼まとめ
カツレツとトンカツの違いは、肉の種類などにあります。
トンカツは豚肉を使用した揚げ料理で、カツレツは肉の種類を問わない調理された揚げ料理のことです。
当店では、本格的なイタリアンを楽しめるお店です。
ポークカツレツを提供しているお店をお探しの際は、是非お立ち寄りください。